マグダラのマリア~三つの愛しみ(かなしみ)

シターと舞と語りによる

2015年7月20日 東京オペラシティ 近江楽堂
出演 はたりえ 言舞〜コトマイ  ダミアン原田 シターほか演奏


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7月20日海の日、近江楽堂、シターと舞いと語りによるマグダラのマリア~三つのかなしみは、恵みの時でした。写真は、リハーサルの様子です。

会場に入った時、シター奏者のダミアンさんが、こんなに音が響くことはない、今日はおかしいよ、と。いえ、不思議ではありません。その日は、7月21日マグダラのマリアの祝日の前日ですもの。

近江楽堂に置かれている彫刻家舟越保武さんのマグダラのマリア像が、まるで体温を持ったように息づいていました。ダミアンさんは長年ヨーロッパで音楽の研鑽を積んだ修道士。フランスの住まいは、マグダラのマリアの遺骨を安置する聖堂の街・ヴェーズレーです。毎年ヴェーズレでは、その祝日、嵐になる。晴れていても嵐が来て、聖堂の電気がパーンと切れたこともあった。人々はマリアのかなしみだと言う~そう語られました。

この日はそのようなことはなく、きらきらとした光が会場を満たして、深い悲しみを透き通らせたようなシターの音に共鳴し、聖書の三場面を文語で語り、舞わせていただきました…舞うというより、響きの泉から湧く透き通った水が、私の身を通って伝わったのであればいいなあと願っています。

マグダラのマリアという存在を深く近く身に感じることができたことに心から感謝。アンコール曲は、アメイジング グレイス~大いなるめぐみ~でした。








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参加された方から感想をいただきました。

私にとってはオイリュトミー初体験でしたが、時には流れる液体のように見え、あるいは香りを放つ気体のようにも感じられ、かと思うとまぶしい光のようにも見え、一瞬百合の花かと思われ、火の熱さを感じ、それらが静かな瞑想の中で変幻自在に形を変えていった美しい時間でした。(中丸まどか ヴァイオリニスト)


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