ドイツ・オーストリアで公演ツアー

2016年11月3日から10日まで、ドイツ・オーストリア



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 11月3日から10日まで、ドイツ・オーストリアで公演ツアーに行ってきます。5日ワイマールのホール、6日エアフルトの教会、そして9日ウイーンのアルメニア文化協会で公演します。エアフルト独日協会とオーストリアのアルメニア大使館の主催、国際交流基金の助成。アルメニアのヴァイオリニストであるカーレン・イスラエリヤンさんを中心に若手の素敵なハーピストと琴奏者のアンサンブル、それに歌手とオイリュトミスが加わる二つとない組み合わせ。軸になるのは、バッハの音楽と日本の祓詞の共鳴と、アルメニアの心と日本の心の音楽の対話です。

 このプロジェクトを結ぶのは、国境を越えた祈りです。音楽と動きは大陸、国、異なる文化を結びます。神に向かうバッハのカンタータに、神々へ奏上する大祓詞が歌い合わさり、後半では、アルメニアの音楽と日本の音楽とが対話します。私は、バッハのカンタータと、ほかバッハの2曲、そして、ヴァイオリンとハープと琴による「さくら」をオイリュトミーで動きます。この冒険を共にすることになったことに驚きつつも、どんな新しい扉が開かれるのか、楽しみです!

 ワイマールはバッハの生誕地、ゲーテの住んだ街、エアフルトはシラーも講義した古い大学があるところ。私はアルメニアについて、グルジェフが生まれた所としか知りませんでした。ごめんなさい。ウイーンの公演フライヤーには、「アララト山から富士山へ」とあります。ノアの箱舟が、洪水の水が引いてそこで止まったというアララト山は、アルメニア民族の象徴なのですね。

 姿からすると、富士山の兄弟みたいですね。・・・また、100年近く前、最初のシュタイナー学校が生まれるきっかけになったヴァルドルフ・アストリア煙草工場では、たくさんのアルメニアの人たちが働いていたそうです。煙草の産地で煙草づくりの技術を持っていたから。ということは、最初の学校には、多くのアルメニアの生徒たちもいたのでしょう。と、ここでも、つながっているのでした。


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 こちらはドイツ公演ツアーの2日目を終えて、もうすぐ休むところ、明日、日本ではもう今日が、エアフルトの教会での公演本番です。教会での場当たりと練習をしました。

 石造りの11月の聖堂の寒さが身に染みるけれど、動くと清々しい。練習の前に、エアフルト欧日協会の方が街を案内してくれました。本当に静かな、人の心のあたたかな古い街です。

 ランチの席で水を頼んだら、大きな重たいジョッキになみなみと注がれて、ビールではなく、ミネラルウオーターで乾杯。



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 エアフルトでの初日公演、教会一杯のお客様をお迎えしてて素晴らしい会になりました。バッハの音楽と日本の言葉の響き、四つの異なる楽器と動きの結びつき、どうなるか思っていたけれど、お客さんたちの興味本意とは全く違う心からの受けとめ方に驚き、感動しました。スタンデイングもしてくれたほど。動きが東洋と西洋を繋いでいると言ってもらえて、とてもうれしい。会を支えてくれ方たち、素敵な共演の演奏者のみなさんに感謝。

 ここでもシュタイナー学校の同僚たちに出会いました。エアフルトには10年目になる学校があるのよ、日本は30年?まあ古いわねって。オイリュトミストたちにも会えました。世界中どこでも、勇気ある同僚をみつけあえるって、何て素敵でしょう。
ツアーはまだ続きます。無事に越えて行けますように。写真、ちょっとピンボケだけど、お知らせします。