はた りえ(秦 理絵子)

Rie Hata


 幼い日の私はお月さまと仲良しでした。舟のような三日月も輝く満月も、手を伸ばせば届きそうでした。大きくなってからは、ずっと太陽を見て必死に学び働いてきたような気がします。前に進もう、目覚めよう、という声がいつも響いていました。闇は克服すべきもの。仕事と学びにおいては、かなり男性的に生きてきたのかもしれません。

 人生の秋にさしかかる年齢になった頃から、また、月が気になるようになりました。光を映し、闇をも受け入れ、自分を捧げながら変容していく。そんな女性の部分が自分にもあることが、素直に嬉しいと思えるようになったのです。

 そして今は…すべてのものには対極がある、対極性と共に生き世界と人との間に橋を架けたい、日月と共に生きたい、そんな風に思っています。

 いのちは動き。よいリズムとしてのオイリュトミーを体験することで、世界は、オイリュトミーをしないよりずっと活き活きと新鮮になります。免疫力もアップし、若返るとか(?!)自分自身と世界をもっと大切に感じ取り、ご一緒に動きませんか?



これまでの歩み

1981年
早稲田大学第一文学部卒。新しい舞踏芸術・オイリュトミーと出会う。きっかけはドイツから二つの舞台グループが初来日して行われたオイリュトミーの公演だった。
1982年
ミュンヒェン・オイリュトミー学校に学ぶ。
1987年
帰国を機にオイリュトミストとしての活動を始める。全国各地での講習会と舞台活動を行う。
舞台は、1987年「オイリュトミー’87」(新宿朝日生命ホール他横浜、豊橋、名古屋)を始めに、1年に数回の大人と子どものための公演を続ける。
同年に開校したシュタイナー学園の前身である東京シュタイナーシューレと現在のシュタイナー学園にいたるまで歩みを共にする。
1990年
教育の分野と深く関わり、いくつかのシュタイナー幼稚園また様々な教育の場での子どものオイリュトミークラスを受け持つ。
日本大学芸術学部非常勤講師を勤める。
2000年
韓国、台湾にて講習会を行う。
2004年
2004年から2011年まで学校法人シュタイナー学園代表を務める。
2011年
青山学院大学教育人間科学研究科修士課程を修了。修論のテーマは「運動芸術オイリュトミーの教育的可能性」。
現在
シュタイナー学園教員、日本大学芸術学部非常勤講師、国際ヴァルドルフ教育会議メンバー、日本シュタイナー学校協会代表。
仕事の傍ら、祈りの舞として新たに言舞~コトマイの舞台を創作している。高麗神社、明治神宮、深大寺、木嶋神社(蚕の社)などで奉納を行う。


主な著作

著作

  • 「オイリュトミーが育むこころとからだー動きの教育学」(2012年、水声社)
  • 「無数の銀河」(2007年 イザラ書房 歌集)
  • 「うちの子の幸せ論」(2007年 ほんの木 共著)
  • 「どうして勉強するの、お母さん」(2006年 ほんの木 共著)
  • 「未来を拓くシュタイナー教育」(2006年 ミネルヴァ書房 共著)
  • 「成長を支えるシュタイナーの言葉」(2003年 学陽書房)
  • 「シュタイナー教育とオイリュトミー」(2001年 学陽書房)


訳書

  • ルドルフ・シュタイナー「魂のこよみ」(2003年 イザラ書房)


訳書 オルファース絵本

  • 「森のおひめさま」(2003年 平凡社)
  • 「うさぎのくにへ」(2003年 平凡社)
  • 「風さん」(2003年 平凡社)
  • 「ゆきのおしろへ」(2003年 平凡社)
  • 「ちょうちょのくに」(2004年 平凡社)

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